薩摩焼酎

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薩摩焼酎

本格焼酎の日本一の生産量を誇る鹿児島県。
南薩摩にはシラス台地が広がり、さつまいもの一大生産地であり、芋焼酎造りが盛んです。
焼酎杜氏発祥の地でもあり、伝統の技術が受け継がれています。

薩摩半島の南端の枕崎では、黒瀬杜氏の伝統を受け継いだ職人たちが、手造り焼酎を作っています。
黒瀬杜氏とは、枕崎近くの黒瀬地区で生まれた本格焼酎造りの技術者集団。
傷みやすいさつまいもを使う薩摩焼酎には、黒瀬杜氏の様々な創意工夫が込められているのです。

琉球から南薩摩にさつまいもが伝えられたのは、今から約300年前。
温暖な気候と、水はけの良い火山灰の土壌に恵まれ、鹿児島では良質のさつまいもが栽培できました。
そして、飢饉の際には人々の命を救い、薩摩焼酎を生み出すことにもなります。

ただし、さつまいもは非常にデリケートなので、新鮮なものでないと、美味しい焼酎は造れません。
そこで、手造り焼酎蔵では、契約農家から最適なさつまいもを仕入れるような工夫をしています。

また、職人たちが一番気を使うのは、麹づくり。
水質や温度・湿度の管理など、その時の気候などの状態に合わせながら、常に最高の焼酎が出来上がるように気を使っています。

薩摩焼酎という名称

薩摩焼酎は、鹿児島県産のさつまいもと水をしようし、鹿児島県内で製造から容器詰めまで行った本格焼酎だけが使うことの許される名称。
世界貿易機関(WTO)の協定に基づいて認定されています。

薩摩焼酎の香りと味わいは、いつ飲んでも至福の満足感を与えてくれます。
お湯割りや水割りでも、どんな飲み方でも楽しめるため、地元から深く愛されているのです。

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